ご来店からメガネをかけるまで
ヒヤリング
まず、メガネが必要と思われたのはなぜかをお伺いします。
また、メガネを使うことで、どのようになりたいかもお伺いしていきます。
お仕事や、使用目的など、できるだけ詳しくお聞かせください。
解決したいのは何かを把握して進めていきます。
例えば、以下のようなことをお伺いします。
現状の確認 / メガネ歴 / メガネの使用状況や見え具合など
メガネの度数確認 / 職種 / パソコンや読書の時間 / その他の環境
視力検査(30分から1時間ほど)
お客様に合わせて、次の項目のうち必要な検査をさせていただきます。
視力矯正の検査項目
◆他覚的屈折検査
オートレフラクトメーターで、機械的に測定します。
計測結果は、自覚的屈折検査や、最後の総合判断の資料として使います。
◆瞳孔距離測定
瞳の中心間の距離を測定します。左右の距離を鼻の中心より、別々に測定します。
◆利き眼テスト
手に右利き左利きがあるように、眼にも利き眼があります。
穴あきカードを使い、利き眼を確認します。
左右眼のバランスが均等にならない場合などの時、利き眼側を優先する場合があります。
◆カバーテスト
片眼をカバーして、眼球の動きを確認します。
◆輻輳検査
眼前50cmくらいから視標を近づけて、どこまで両眼を内に寄せられるかを測定します。
◆自覚的屈折検査
オートレフラクトメーターで測定したデータを参考にして、近視、遠視、乱視を正確に測定します。
次に、両眼のバランスと両眼で物をしっかりとらえて立体的に見ているか(立体視)、
近くを見る力がどの程度あるか(調節力)を測定します。
◆両眼視機能検査
両眼視とは、両眼でみたときに左右それぞれの眼に映ったものを、うまくひとつにまとめてみることを言います。
人は、両眼視機能により、物体を立体的に見ることができ、遠近感を感じることができるのです。
検査は、偏光十字視標、コの字視標ほかを用いて両眼の視線の向きなどを測定します。
レンズとフレーム選び
■レンズの選定・装用テスト
(15分から30分ほど)
使用目的に合わせた、レンズの種類を理解いただき、どのような機能のレンズを選択するかを決めていきます。
この過程の中で、度数の程度、及びレンズの種類や機能による見え方、掛け心地の違いを確認していただき、最終のレンズ度数やレンズの種類などを決定していきます。
メガネとしてお作りする最終のレンズ決定をいたしますので、時間をかけて実際に使用する状況を疑似的に体験していただきます。(店内・屋外・段差などを歩いてみる。)
(PC・スマホ・新聞・お持ちいただいた楽譜など必要な距離の見え方を確認する。他)
実際に使用する状況に近い状況での見え方を確認し、違和感があれば調整します。
■フレームの選択
(ごゆっくりどうぞ)
色々なフレームがあり、それぞれが違う個性や機能を備えています。
楽しく気持ちの良いメガネは、日々を明るいものにしてくれます。
ゆっくりと品定めしていただき、毎日掛けたいフレームを見つけてください。
プロの目線からもお手伝いさせていただきます。
状況により、フレームの選択が先になる場合もあります。
合わせて、レンズカラーなどもご提案させていただきます。
■フィッティング
(10分から15分)
フレームが決まると、フレームをお顔の最適な位置に保持する為に、調整いたします。
掛け心地を伺いながら、きれいに収まるところに保持できるようにします。
■レイアウト(設計)
(5分から20分)
レンズの機能を最大に発揮させるには、レンズの中心が、眼前のベストの位置になければ効果がありません。
そのために、必要な位置測定をします。
メガネのお渡し
※約3日から14日
●レンズの発注・加工
メーカーから届いたレンズを最新の加工機械で、慎重にカッティングします。
お客様のお顔に合わせたフィッティングデータとの違いがないか確認します。
仕上がり度数の確認、レイアウト(設計)の確認をします。
●メガネお渡し時のフィッティングと
取扱いの説明(5分から10分)
出来上がりのメガネをお渡しする際、今回の目的に沿った見え方であるか確認します。
メガネの掛け心地も、メガネを掛ける方にとっては大切な部分ですのでしっかりと合わせていきます。
最後に、めがねの取扱いの注意などを説明をさせていただきます。
アフターケア
●アフターケア
(いつでもどうぞ)
メガネの掛け心地やクリーニング、またメガネに関するご相談はいつでもお待ちしております。